刺子の花布巾作り


気晴らし、と言ってしまうとそれまでですが、

楽しく何かに集中できる時間が好きです。

めったにはやらないお針仕事もそのひとつ。

少し前のことですが、

千葉へ引越してくる少し前に、

花布巾をいくつか作りました。

晒布に伝統柄を刺してお布巾に仕立てます。

ひと針ひと針刺す至極単純な動作なのですが、

納得のゆく美しい刺し目を作るのは

ちょっとしたコツと根気が要ります。

何を隠そう、いちばん安易な方法で、

パターンがすでに書いてある生地に刺してゆく、

ただそれだけのことなのですが・・・。



特に【お嫁入り道具】のお布巾を作っているわけではないので、

とにかく気楽に、楽しく・・・が一番大事!


出来上がったものは

お布巾用とお茶時間のナプキン代わりに分けて

毎日の普段使いになっています。




生の晒生地も、お台所で大活躍しています。

出汁を濾したり、蒸し物にはとても便利です。

とにかく渇きが速いことは、生の晒地の利点だと思います。


時々テレビでプロの料理人が、さささっと

まな板と包丁を晒布巾で拭いている姿を拝見しますが、

あの所作、あれができる美しいお勝手に

なんとなく憧れのようなものを感じたり・・・


花布巾と生の晒布巾、予備軍をもっと作ってゆきたいと思います。



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